隠れた便利機能！クリスタのエッジキーボードについて

クリスタのエッジキーボードとは、キーボードにあるようなControl、Shift、Optionといった修飾キーなどを呼び出せる機能のことです。

便利なショートカットを登録できるタッチキーもあるため、うまく使いこなせば作業スピードもぐんと上がるはずです！

ここでは、iPad版クリスタでエッジキーボードを出す方法や、エッジキーボードにショートカットを設定する方法を説明します。

エッジキーボードとは？

エッジキーボードとは、画面の左右どちらかに簡易的なキーボードを表示できる機能のことを言います。

PC版では利用できませんが、iPadやその他タブレットで利用できます。

頻繁に使う操作を1タップでサッと呼び出せるため、片手デバイスの代わりとして使うこともできます。

クリスタでエッジキーボードを出す方法

スワイプで表示する

エッジキーボードを表示させるには、画面の端から中央に向かってスワイプします。

非表示にしたい場合は逆方向にスワイプしましょう。

エッジキーボードを表示させる際、短くスワイプすると半透明になりツールパレットに重なってしまいます。

長くスワイプすると重ならずに表示されるため、ツールパレットと一緒に使いたい場合は長めにスワイプしてみてください。

ボタンで表示する

エッジキーボードの表示方法はデフォルトでスワイプに設定されていますが、ボタンに変更することもできます。

ボタンに変更すると画面に丸いボタンが表示されます。このボタンを押すことで、エッジキーボードの表示/非表示を切り替えることができます。

「スワイプしたつもりないのに勝手にエッジキーボードが出る」という誤操作をなくしたい場合は、以下の手順でボタンに変更しておくと便利です。

エッジキーボードにショートカットを設定する方法

エッジキーボードのタッチキー（T1~T15）には自由に好きな操作を割り当てることができ、ショートカットキーのように使えます。

頻繁に使う操作を割り当てておけば、タッチキーを押すだけで操作を呼び出せるようになりとても便利です。

詳しい設定方法については次の手順をご覧ください。

エッジキーボードに割り当てるおすすめショートカット

エッジキーボードのタッチキーには、よく使うペンや消しゴムなどを設定しておくと便利です！

また、拡大縮小や色相明度など出すのがちょっと面倒な機能を割り当てるのもおすすめです。

以下のリストは、私が実際にタッチキーに割り当てているショートカット一覧です。
割り当てるショートカットを何にしようか迷ったときの参考にしてみてください。

お気に入りのペンやブラシを設定するには、「ショートカットキー設定」の設定領域でツールを選択します。

すると、ペン・ブラシ・消しゴムなどのプルダウンが表示され、その中からお気に入りのペンなどをショートカットに設定できます。

ただし、タッチキーにショートカットを設定しても表示は「T1」「T2」のままですので、登録した操作は覚えておく必要があります。

タッチキーにアイコンや名前をつけられたらありがたいですが、使い慣れれば手元を見ずに使えるようになりますので、これを機会にタッチキーをガンガン活用してみてください。